MT5で押し目とキャンドルアクションを判定してトレード|無料EA第6弾

自由な人たち

押し目とキャンドルアクションを判定してトレードするEAを作成しました。

今回はウィザードへの組み込み型なので、ある程度のパフォーマンスを出しつつも、部品としてしっかり機能するシンプルさを目指しました。

前提

このEAはMT5でのみ起動しますので、ご利用の際は事前にMT5のインストールをお願いします。

インストールが済んでいない方は、以下を参考に各業者からダウンロードしてください。



研究目的でのみ利用する場合は、MT5 Communityからダウンロードすればよいかと思います。



EAのダウンロード

今回のプログラムはMT5 Communityにアップしていますので、以下からダウンロードしていただければと思います。(英語がよく分からないので、文章はかなりまずいことになっているかもしれません。。。こちらで説明しますので、文章は見なくて大丈夫です。。。)

Trade signal based on PullBack and Candle (for MQL5 Wizard)

プログラムは3つありますので、1つ1つ説明します。(プログラムに興味が無い方は、この部分は読み飛ばしてください。)



acandlepatterns.mqh

メタクオーツ社が作成した(多分)、様々なキャンドルアクションが組み込まれたプログラムです。例えば赤三兵やはらみ線などを簡単に判定できるうえに、標準で移動平均線も含まれています。

若干古い記事なので完全には参考にできませんが、こちらのページでこのプログラムに含まれる機能を確認することができます。

このライブラリはとても使い勝手が良く、さらにMQL5ウィザードで利用するために作成されているので、今回の私の目的にぴったりでした。



SignalPullBackCandle.mqh

先ほどのacandlepatternsを継承して作成したクラスになります。

ここがプログラムの本体です。押し目の判定とキャンドルアクションの判定をしてシグナルを出しています。



SignalPullBackCandleTest.mq5

このプログラムはMQL5ウィザードで自動生成したものです。

念のため添付しただけで実際は不要です。自分の環境で自動生成していただければ作成されます。



MQL5ウィザードで自動生成

ファイルの配置

ダウンロードしたファイルをフォルダごと張っていただければ上手くいくはずですが、念のため記載します。

Include > Expert > SignalにMySignalというフォルダを作成します。

MQL5のフォルダ構成

MySignalフォルダの中に、「acandlepatterns.mqh」と「SignalPullBackCandle.mqh」を配置します。

MetaEditorからSignalPullBackCandle.mqhをコンパイルして、MetaEditorを再起動してください。

あとは通常通りにMQL5ウィザードを利用するだけです。ここでは要所のみの説明としますので、利用方法が良く分からない場合は以下2つの記事を先にご確認いただければと思います。




MQL5ウィザードの実行

エキスパートアドバイザーのシグナルのプロパティで今回作成したPullBack And Candleを選択します。設定値は後から変更可能なのでこのままでいいかと思います。

MQL5ウィザードの設定

作成したEAをコンパイルすれば作業完了です。



パラメタの説明

基本パラメタは以下で動かしますが、必要な部分のみ説明します。

MT5のEA設定
項目名説明
Signal threshold value to openオープンポジションの閾値(50固定)
Signal threshold value to closeクローズポジションの閾値(20固定)
Stop Loss levelストップロス値(このEAはRSIでクローズするので0にしていますが、必要であれば値を設定してください。)
Take Profit levelテイクプロフィット値(ストップロスと同じです)
Threshold of RSI longRSIの買い閾値
Threshold of RSI shortRSIの売り閾値
Threshold of Spreadスプレッドフィルター(不要な場合は0)を入力

今回はこのような構成にしていますが、MQL5ウィザードを使えば「トレーリングストップ・ロット管理・タイムフィルター」など自由に組合せることができますので、好きなようにカスタマイズしてください。



バックテスト

直近1年程度の期間ですが、バックテスト結果を掲載します。

MQL5ウィザードに組み込むということは、パフォーマンスが確定しているEAを提供しようとしているわけではなく、皆様がEAを作成するための部品を供給しているという考え方なので、ご自身で色々試していただければ幸いです。

USDJPYのM15
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GBPJPYのM15
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最後に

MQL5ウィザードは最高のツールですが、組合わせるパーツが多過ぎて無限に調整できるのが逆に難しいところです。こういったところで人間の知見が必要になってくるのかと思います。

今回のプログラムは、自由度を下げるために移動平均の期間やRSIの期間を外から触れないようにしていますが、気になる方はプログラムを修正して検証してみてください。

自動売買のプログラムを書いたり検証したりするのはいつも最高に楽しいですね。

EAを自作したい方は以下もご覧ください。