国内FX業者と海外FX業者の両方を使うのがおすすめな理由

2018年10月27日

沢山の扉

海外FX業者を選択するか国内FX業者を選択するか検証してきた結果が出ましたので、ご報告いたします。

ここまでの経緯は以下にまとめてあります。

ゼロカット無しの国内FX業者で運用する意味が分からなくなったので本気で追及する

海外FX業者と国内FX業者を比較する為の検証開始

検証結果

約定力

楽天、XMTradingともに約定力に関しての問題はありませんでした。

自動売買プログラム通りのタイミングで双方がトレードされ、弾かれたり滑ったりすることはありませんでした。

 

トレード結果の比較

下表に実際にトレードされた時のデータをまとめました。

※XMはZero口座を利用していますので、取引ごとに0.005%の手数料が引かれます。

下表の損益部分は手数料を引いた金額を記載しました。

XM Zero口座の手数料は$100,000のお取引に対して$5となります。

引用:XMTrading

XMのスタンダート口座ではなくZero口座を使っている理由は、スタンダード口座のスプレッドが高いためです。

XMスタンダード口座のスプレッド > XM Zero口座の(スプレッド+手数料)

取引 楽天 XMTrading
スプレッド 損益 保有時間 スプレッド 損益 保有時間
1回目 1.0pips 74円 19分 0.3pips 63円 8分
2回目 1.0pips 79円 37分 0.4pips 60円 25分
3回目 1.0pips 72円 44分 0.3pips 63円 43分
4回目 1.0pips 72円 13分 0.3pips 62円 13分
5回目 1.0pips 74円 1分 0.7pips 62円 2分
6回目 1.0pips 74円 6分 0.3pips 61円 5分
7回目 1.0pips 77円 34分 0.4pips 60円 34分
8回目 1.0pips 72円 147分 0.9pips 59円 141分
9回目 1.0pips 72円 104分 0.9pips 59円 104分
10回目 1.0pips 76円 1分 0.5pips 63円 3分

この結果からみると、スプレッドが狭い分XMの方が「保有時間」が短くなっています。

一方で、損益はXMが手数料を引かれる分、楽天のほうが大きいです。

XM Zeroの手数料はおよそ1.0pipsに相当しますので、トレードの結果から楽天のほうがやや有利です。

EUR/GBPに関しては、1トレードごとに0.3pips~0.4pips楽天が有利です。

 

想定外スプレッドの比較

日本時間で6時~7時は、XMも楽天も同じようにスプレッドが乱高下しています。

現在までの4日間でスプレッドが1.5pipsを超える想定外となった回数をまとめました。

※スプレッドは5分単位で計測しています。

業者名 スプレッドが1.5pipsを超えた回数
楽天 26回
XMTrading 39回

この結果から、通常時のスプレッドはXM Zero口座のほうが低いですが、流動性が低い時間帯に大きくなるのもXM Zero口座ということが分かりました。

[追加] 2018/10/29~30のスプレッドをグラフにしました。(個人的検証のため、OANDAも含んでいます。)

また、XMTradingに関しては手数料を考慮する必要があるので、プラス1pipsしています。

EURGBPのスプレッド推移

 

スプレッドは「MT4/MT5でFXのスプレッド推移表を作成する」で詳しく検証しているので、興味のある方はご参照ください。

 

スワップの比較

今回の検証では、極力長い時間ポジションを持たないようにしていたので、スワップは発生しませんでした。

ただし、中長期でトレードする場合を考えるとスワップは大きなコストになりますので、無視することはできません。

2018/10/27時点でのスワップをいくつかピックアップして比較してみます。

※最新のスワップが必要な場合は、必ず各業者のホームページで確認してください。

楽天スワップ

XMTradingスワップ計算

通貨 楽天(10000通貨) XMTrading(10000通貨)
買い 売り 買い 売り
ドル/円(USD/JPY) 70円 -93円 49.20円 -110.80円
ポンド/円(GBP/JPY) 25円 -50円 0.30円 -80.70円
ユーロ/ドル(EUR/USD) -0.95ドル 0.73ドル -1.21ドル 0.57ドル
ユーロ/ポンド(EUR/GBP) -0.40ポンド 0.10ポンド -0.54ポンド 0.06ポンド

スワップは圧倒的に楽天が有利です。

基本的に国内業者は海外業者よりもスワップが有利に設定されているので、そのままの結果となりました。

 

仮定から考える

条件

ある程度単純にしたいので、以下の条件と仮定した場合の優劣を考えます。

※全て2018/10/27時点のデータを元に判定します。

  • 通貨・・・EUR/GBP
  • サイズ・・・1万通貨
  • トレード数・・・200回
  • トレード内訳・・・買い100回、売り100回
  • 持ち越し(スワップが掛かる)・・・200回
  • トレードの結果・・・全て勝ち
  • 1トレードあたりの損益・・・+10pips

損益合計・・・10pips × 200回 = 2000pips = 約29万円

 

スプレッドによる裏のコスト

スプレッドは「楽天を0pips」、「XMTradingをマイナス0.35pips」と仮定します。

※実際はXMの方がスプレッドが狭いですが、手数料分を加味した結果です。

[楽天]

0pips × 200回 = 0pips = 0円

-0.35pips × 200回 = -70pips = 約 -1万円

 

スワップ

[2018/10/27時点のスワップ]

通貨 楽天(10000通貨) XMTrading(10000通貨)
買い 売り 買い 売り
ユーロ/ポンド(EUR/GBP) -0.40ポンド 0.10ポンド -0.54ポンド 0.06ポンド

[楽天]

(100回買い持ち越し × -0.40ポンド) + (100回売り持ち越し × 0.10ポンド)

= -40ポンド + 10ポンド

= -30ポンド

= 約 -4300円

 

[XMTrading]

(100回買い持ち越し × -0.54ポンド) + (100回売り持ち越し × 0.06ポンド)

= -54ポンド + 6ポンド

= -48ポンド

= 約 -6900円

 

ここまでの結果を合算

(損益合計) – (スプレッドによるマイナス) – (スワップによるマイナス)

[楽天]

29万円 – 0円 – 4300円 = 28万5700円

[XMTrading]

29万円 – 1万円 – 6900円 = 27万3100円

 

仮の条件の下ではこのような結果となりました。

スプレッドやスワップといったコスト部分を考えると、圧倒的に国内業者に分がありそうです。

金額では「たったの1万2600円」ですが、割合で表すと「4.5%」になってしまいます。

 

結論

結局どちらを選択するか?

仮定での検証からは、海外業者は「4.5%」の手数料を払って「ゼロカット+ハイレバ」という特典を得るイメージでしょうか。

海外一択のような結論になれば分かりやすかったのですが、そうはいきませんでしたね。

私が出した結論は、「海外FX業者をメインとして、国内FX業者をサブに使う。」です。

判断した理由は以下になります。

[国内のみの場合]

  • ○○ショックで大きな借金を背負う可能性がある
  • ゼロカットが無ければ、ハイレバでの投資は厳しい
  • ハイレバで投資できなければ、一気に資金が増えることはない
  • 法律で国内FXの致命的な何かが変わった時に対応できない

[海外のみの場合]

  • 手数料負けしていく可能性がある
  • 法律で海外FXの致命的な何かが変わった時に対応できない

結局は両方使っていくのが良さそうです。

私は現在、国内FX業者メインで海外FX業者がサブとなっていますので、早速比率を変えていこうと思います。

現状、完全に海外口座メインになりました。

興味のある方は、以下をご参照ください。